読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Vaccinate MIYAZAKI initiative

すべての人にワクチンの恩恵を

Vaccinate MIYAZAKI initiative

すべての人にワクチンの恩恵を

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについて はじめに2

子宮癌検診との関係

「ワクチンを接種しなくても検診を受けていれば子宮頸癌にはならない。だからワクチンは必要ない」と主張される方がいますが、これは正しくありません。検診は子宮頸癌の前の段階(前癌病変)以降の変化を見つける検査です。検診による子宮頸癌予防というのは、子宮頸癌になるリスクが実際に生じた人を見つけ、早い段階で治療することによって癌になることを防ぐという方法です。

検診で異常が発見されてからすぐに行われる治療は、実際に癌になってしまってから行われるものほど複雑ではありません。しかし、それが体へ及ぼす影響を無視できるわけでもありません。前癌病変であっても、起こらないに越したことはないのです。

また検診がすべての病変を漏らさず検出するわけでもありません。

検診は子宮頸癌を減らす重要な手段ですが、ワクチンの役割を完全に補うものではありません。

子宮癌検診もHPVワクチンも、どちらかひとつだけで完全に癌を予防できる手段ではありません。HPVワクチンと検診の両方を使うことによって、より効果的に子宮頸癌を少なくすることができます。

 

HPVと子宮頸癌、ワクチンの限界

HPVワクチンは、子宮頸癌の発生を抑制するワクチンですが、このワクチン接種ですべての子宮頸癌がなくなるのではありません。

その理由を理解するためには、HPVと子宮頸癌の関係を知る必要があります。

これについては、また別の機会で説明します。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

次回はHPVワクチンの海外での実績、効果と安全性などについてまとめます。